大坂の陣400年記念特別展 「浪人たちの大坂の陣」
日月竜文蒔絵仏胴具足(じつげつりゅうもんまきえほとけどうぐそく)

日月竜文蒔絵仏胴具足(じつげつりゅうもんまきえほとけどうぐそく)

 

今から400年前の慶長19年(1614)、ここ大阪の地を舞台に豊臣・徳川両軍が対決する「大坂冬の陣」が勃発しました。大坂城の豊臣秀頼は徳川軍の包囲に耐えて講和に持ち込みましたが、翌年再び起きた「大坂夏の陣」によって敗北。大坂城は炎上して秀頼は自害し、父秀吉が築き上げた豊臣家の栄華は永久に地上から姿を消しました。

 

この戦いで最も華々しい活躍を見せたのが、各地から大坂城にはせ参じた浪人(牢人)たちでした。彼らは大軍を前に一歩も引くことなく、徳川軍を大いに苦しめ、驚かせました。

 

浪人といえば、仕える先を失った、武家社会の脱落者のようにみなされがちですが、戦国時代には自らの意志で仰ぐべき主君を変え、浪人になることを恐れない武士がたくさんいました。彼らの旺盛な自立心こそが乱世に活力を与えたといっても過言ではなく、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といった天下人はそうしたうねりの中から現れ、統一政権を打ち立てたのです。秀吉による天下統一、関ヶ原合戦、家康による幕府開設を経て世の中が混沌から秩序へと向かう中、浪人たちは、大坂の陣という戦国最後の内戦において「乱世の活力」を再び解き放ち、歴史に名を残しました。

 

本特別展では、こうした浪人たちの生きざまに焦点をあてます。あわせて当時の社会や、戦後の浪人たちの動向などにも注目し、今もなお私たちをひきつけてやまない大坂の陣の魅力に迫ります。

 

◆おもな展示品

・重要文化財 大坂夏の陣図屏風 【大阪城天守閣蔵】

・大野冶房書状(慶長20年)5月7日付 【個人蔵】

・六連銭文黒塗手桶 【大阪・来迎寺蔵】

・六連銭文黒塗柄杓 【大阪・来迎寺蔵】

・日月竜文蒔絵仏胴具足 【大阪城天守閣蔵】

・脇差 無銘 【兵庫・後藤基保氏蔵】

・刀 銘 生過タリヤ廿五 都筑氏/寛文八年申五月吉日 【愛知・熱田神宮蔵】

 

32 大坂夏の陣図屏風     40 大野治房書状

 

↑重要文化財 大坂夏の陣図屏風           ↑大野冶房書状(慶長20年)5月7日付

 

45 六連銭文黒漆手桶     46 六連銭文黒漆柄杓

↑六連銭文黒塗手桶             ↑六連銭文黒塗柄杓

 

65 脇差左65 脇差右           01 刀(全体) 01 刀

↑脇差 無銘              ↑刀 銘 生過タリヤ廿五 都筑氏/寛文八年申五月吉日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開催日時 平成26年10月11日(土)~平成26年11月24日(月・振休)
開催場所 大阪城天守閣3階・4階展示室

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