大阪城・長浜城姉妹城連携事業「駆け上がれ!秀吉~大阪城の秋まつり2020~」開催

 大阪城天守閣は、令和2年11月21日(土曜日)から11月23日(月曜日・祝日)までの3日間、「駆け上がれ!秀吉~大阪城の秋まつり2020~」を開催します。

 令和2年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公が明智光秀であることから、光秀自身とともに、彼が活躍した時代や彼の周辺にいた人々にも大きな注目が集まっていますが、なかでも豊臣(羽柴)秀吉は、織田家中にあって光秀のライバルとして鎬(しのぎ)を削り、同じ時代を並走していた人物として知られます。大阪城天守閣では、令和2年10月10日(土曜日)から「テーマ展 秀吉の生涯」(令和2年9月30日付け報道発表済み)を開催するなど、今年1年は秀吉に焦点をあて、秀吉の生涯や人物像を多くの方々に知っていただく事業を展開しています。

 大阪城は秀吉が天下統一の拠点として築いた城ですが、信長の家臣であった秀吉が初めて城主となった城が長浜城(滋賀県長浜市)で、両城は秀吉が作った城という縁で昭和58年(1983)に姉妹城提携を締結しました。

 今回のイベントでは、長浜城主時代の秀吉にまつわる伝統芸能などの上演を行い、秀吉が出世街道をひた走る出発点となった長浜や、秀吉ゆかりの地の魅力を紹介します。

 

 

1.開催概要

(1)期間    令和2年11月21日(土曜日)~11月23日(月曜日・祝日) ※雨天中止

(2)時間    11時~16時

(3)場所    大阪城天守閣前本丸広場

(4)料金    無料 ただし、天守閣入館の際は入館料が必要

      入館料:大人600円 中学生以下、大阪市在住65歳以上の方(要証明)、障がい者手帳等ご持参の方は無料

(5)主催    大阪城天守閣

 

 

2.イベント内容 (出演順)

 

■11月21日(土曜日)

(1)国指定重要無形民俗文化財 伊勢大神楽(いせだいかぐら)

時間:11時~/14時~

出演:伊勢大神楽講社(いせだいかぐらこうしゃ) 山本勘太夫社中(やまもとかんだゆうしゃちゅう)

 伊勢大神楽は、獅子舞と放下芸(ほうかげい)(曲芸)で構成される神事芸能で、桑名城下に近い太夫村(現在の三重県桑名市太夫)で伝承されてきました。江戸時代には、伊勢大神楽の太夫たちは伊勢神宮(内宮)に属し、伊勢神宮の神札を配りながら神楽を披露し、伊勢信仰を広め歩きましたが、彼らはもともと近江国(現在の滋賀県)の守護大名であった佐々木六角氏の一族であったといい、六角氏が織田信長によって滅ぼされたあと、太夫村を開発して移り住んだと伝えています。

 現在は5つの社中で伊勢大神楽講社を組織し、1年かけて西日本各地を巡り歩き、神楽を披露していますが、いずれの社中も、正月元旦に滋賀県で舞初めを行ない、1年の回檀の旅をスタートさせるなど、近江国との深い関係は今なお続いています。

 長浜市内を訪れるのは山本源太夫・山本勘太夫の2組で、今回はその内、山本勘太夫社中に出演いただきます。

伊勢大神楽

 

(2)長浜曳山祭(ながはまひきやままつり) 三番叟(さんばそう)

  (ユネスコ無形文化遺産/国指定重要無形民俗文化財 長浜曳山祭の曳山行事より)

時間:12時~/15時~

出演:公益財団法人長浜曳山文化協会

 長浜市に伝わる長浜曳山祭は、日本三大山車祭(にほんさんだいだしまつり)の一つに数えられ、豊臣秀吉が長浜城主だった時代に、初めての男児が誕生したことを祝福して始められたと伝えられています。最初は武者行列であったものが、のちに曳山が加わり、18世紀前半には歌舞伎狂言が行われるようになりました。曳山の正面にある舞台で行われる子ども歌舞伎(子ども狂言)は、長浜曳山祭一番の見所と言われています。

 今回の演目である「三番叟」は歌舞伎舞踊で、能の翁や能狂言の三番叟を移した儀式舞踊です。開演や開場の際に演じられ、曳山祭でも必ず一番山の歌舞伎の前に演じられます。

 

長浜曳山祭 三番叟

 

 

■11月22日(日曜日)

(1)立体講談 「秀吉、信長より長浜城を賜(たまわ)る」

時間:11時~/14時~

出演:玉田玉秀斎(たまだぎょくしゅうさい)、桜花昇ぼる(おうかのぼる)(元OSK日本歌劇団トップスター)、芸能集団・東西屋

 

 立体講談は、講談に合わせて芸能集団・東西屋のメンバーらが無声でお芝居を演じる舞台パフォーマンスです。

 豊臣秀吉は、天正元年(1573)、浅井氏攻めの功により主君織田信長から浅井氏旧領を拝領し、長浜城を築き、初めて城持ちの大名となります。

 秀吉の生涯を語る『太閤記』は、大坂の陣を語る『難波戦記』や真田昌幸・幸村・大助の活躍を語る『真田三代記』とともに、上方講談を代表する演目ですが、今回は、その『太閤記』から、数ある秀吉の立身出世譚の中でも、とりわけ有名な長浜城主時代の秀吉にまつわるエピソードを、立体講談という形でご覧いただきます。

 本作は、去る7月30日にお亡くなりになった上方講談の大名跡・四代目旭堂南陵(きょくどうなんりょう)師がこの立体講談のために書き下ろしたオリジナル作品で、当初はゴールデンウィークのイベントで南陵師ご自身にご披露いただく予定でしたが、コロナ禍でイベントの実施が見合わせとなりかないませんでした。今回は、南陵師の遺作となる本作を、弟子の玉田玉秀斎さんが受け継ぎ演じます。

立体講談(過去に大阪城で行われた時の様子)

故 四代目旭堂南陵師

 

 

(2)火縄銃演武

時間:12時~/15時~

出演:国友鉄砲研究会(くにともてっぽうけんきゅうかい)

 国友村(現在の滋賀県長浜市国友町)では、種子島への鉄砲伝来の翌年に火縄銃の製造がはじまり、織田信長から500挺の大量注文を受けたことで、鉄砲づくりの基盤が整ったとされます。その後も豊臣秀吉、徳川家康らの保護を受け、戦国期から江戸時代を通じて、堺(大阪府堺市)とともに、我が国を代表する鉄砲の生産地として栄えました。

 国友鉄砲研究会は昭和56年(1981)に発足し、結成以来40年間で通算200回ほど演武を披露してきました。研究会の衣装は、銃が完成した時、試し撃ちをする際の装束とされます。

国友鉄砲研究会

 

 

 

■11月23日(月曜日・祝日)

(1)国指定重要無形民俗文化財 幸若舞(こうわかまい)

時間:11時~/14時~

出演:幸若舞保存会

 幸若舞は、室町時代に流行した「曲舞(くせまい)」と呼ばれる芸能の一種で、越前国丹生郡西田中村(現在の福井県越前町西田中)を本拠とした桃井直詮(もものいなおあき)(※)によって創始されたと伝え、直詮の幼名が「幸若丸」であったことから「幸若舞」と呼ばれるようになったといわれます。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らに愛好され、江戸時代には武家の式楽(しきがく)となりました。直詮の子孫は「幸若氏」を称し、弥次郎・八郎九郎・小八郎の3家に分かれて西田中村に住み、いずれも幕府に召し抱えられ、3家交代で幕府の御用を務めましたが、明治維新で幕府が滅ぶとともに廃業を余儀なくされました。

 室町時代から戦国時代にかけて大いに流行した幸若舞は各地に伝播しましたが、現在伝承するのは福岡県みやま市瀬高町大江の大頭流(だいかしらりゅう)(大江幸若舞)のみで、昭和51年(1976)国指定重要無形民俗文化財に指定されました。大頭流の幸若舞は、天正10年(1582)に幸若弥次郎の弟子筋にあたる大沢次助幸次が筑後・山下城主の蒲池鎮運(かまちしげはる)に招かれたのを機に、伝承されることになったと伝えています。

 秀吉の主君であった織田信長が「敦盛」を好み、永禄3年(1560)桶狭間の戦いに出陣する際にも「敦盛」を舞ったことは夙に有名で、テレビ時代劇や映画などではそのシーンをたいてい能の「敦盛」で表現していますが、信長が実際に舞ったのは幸若舞の「敦盛」でした。今回はその「敦盛」を演じていただきます。

(※)一般的には、桃井直詮が幸若舞の創始者とされていますが、大江に伝わる幸若舞系図では、桃井直信(もものいただのぶ)となっています。

幸若舞

 

 

(2)鍛冶屋太閤踊り(かじやたいこうおどり)

時間:12時~/15時~

出演:鍛冶屋太閤踊保存会

 太閤踊りは、長浜市旧浅井町の鍛冶屋集落に伝承されてきました。秀吉が賤ヶ岳の戦いを前に、古くから鍛冶が集住していたこの村に槍を注文し、戦いに勝利したことから、村の鍛冶師たちの合戦への貢献に感謝して、秀吉は夫役を免除するとともに、槍一振りを与えたと伝えられます。鍛冶屋の草野神社境内の豊国神社には、戦前まで、この時拝領した秀吉の槍が安置されてきました。太閤踊りは、秀吉から恩賞を得た村人たちが喜びを表現して、始めたものと伝えられています。

 少子高齢化による踊り手不足のため、平成12年(2000)を最後にいったん踊りは休止となっていましたが、令和元年(2019)から滋賀県立大学や和太鼓グループの協力を得て再興がはかられました。今回も、鍛冶屋の方々にそうしたメンバーも加わり、演舞いただきます。

鍛冶屋太閤踊り

 

 

3.同時開催イベント

(1)ゆかりの地の魅力展

豊臣秀吉ゆかりの地の観光情報や特産品を紹介します。

日時:令和2年11月21日(土曜日)~11月23日(月曜日・祝日) 11時~16時

場所:大阪城天守閣前本丸広場

出展:長浜市、福岡県みやま市、名古屋市中村区、堺市

 

(2)豊臣石垣公開プロジェクトのPRブース

 豊臣石垣公開プロジェクトの紹介のほか、普段は非公開の、大阪城本丸広場にある昭和34年(1959)発見の豊臣石垣を公開し、地上からのぞき込んでご覧いただきます。

日時:令和2年11月21日(土曜日)~11月23日(月曜日・祝日) 10時~16時

場所:大阪城天守閣前本丸広場

問合せ先:太閤なにわの夢募金実行委員会 【電話】06-6469-5164

 

4.その他

・イベント内容は予告なく変更または中止になる場合がございます。

雨天の場合は中止となります。天候不良の際は大阪城天守閣までお問合わせください。

・イベントの詳細はホームページにも記載します。

 

5.イベントにおける新型コロナウイルスの感染防止対策について

(1)参加者へのお願い

・軽度であっても、発熱・咳・咽頭痛などの症状がある方は参加をご遠慮ください。

・マスクの着用をお願いします。

・イベント見学の際は、周りの方と十分な距離を確保してください。

・大きな声での掛け声や応援はご遠慮ください。

・会場に「大阪コロナ追跡システム」の二次元コードを設置しますので、積極的なご登録をお願いします。

(2)会場での予防対策

・ステージ脇にアルコール消毒液を設置します。

・イベントスタッフもマスクを着用します。

・感染状況により、イベント内容・形式・出演者等が変更になる場合があります。

 

6.取材について

・取材・撮影をご希望の際は、下記の問合せ先にご連絡ください。

・大阪城公園は車両乗入禁止となっております。公共交通機関をご利用ください。

・取材に際しては、必ず自社腕章、社員証(記者証)、または「市政記者カード」のいずれかを見えやすいところに着用してください。腕章等の着用がない場合、取材いただけないことがございますのでご注意ください。

・取材にあたっては、進行の妨げにならないよう、職員の指示、誘導に従っていただきますようお願いします。

・新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、取材の際はマスク着用等咳エチケットの徹底や、会場に設置の消毒液による手指消毒にご協力をお願いします。また、発熱等の症状がある方は、取材をご遠慮ください。

 

広報用画像データ申込書(大阪城の秋まつり2020)

 

問合せ先:大阪城天守閣 【URL】https://www.osakacastle.net/

【住所】〒540-0002 大阪市中央区大阪城1番1号 

【電話】06-6941-3044 【FAX】06-6941-2197

 

 

 

【交通機関及び最寄り駅】

<Osaka Metro>

●谷町線 谷町四丁目駅・天満橋駅   ●中央線 谷町四丁目駅・森ノ宮駅

●長堀鶴見緑地線 森ノ宮駅・大阪ビジネスパーク駅

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<大阪シティバス>大阪城大手前・馬場町

<水上バス>大阪城港・八軒家浜船着場

 

 

 

 

開催日時 令和2年11月21日(土曜日)~11月23日(月曜日・祝日)
開催場所 大阪城天守閣前本丸広場

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