「特別オンライン対談 名場面から読み解く大坂の陣」を開催します

 大阪城天守閣と凸版印刷株式会社(以下「凸版印刷」という。)は、令和2年8月22日(土曜日)に「大坂冬の陣図屏風(びょうぶ)(デジタル想定復元)完成記念 特別オンライン対談 名場面から読み解く大坂の陣」を開催します。

 大阪城天守閣では、令和2年7月23日(木曜日・祝日)から10月7日(水曜日)まで、大阪城天守閣3階展示室において「大坂冬の陣図屏風(デジタル想定復元)完成記念 夏の展示 大坂冬の陣・夏の陣図屏風~豊臣vs徳川 激闘の記憶~」を開催します(令和2年7月10日(金曜日)報道発表済み)。この展覧会では、大阪城天守閣が協力し、凸版印刷が実施した復元プロジェクトの成果である大坂冬の陣図屏風(デジタル想定復元)を、大阪城天守閣が所蔵する大坂夏の陣図屏風(重要文化財)とともに展示します。

 展覧会の開催を記念し、大坂冬の陣図屏風(デジタル想定復元)の監修者である奈良大学文学部教授の千田嘉博氏と大阪城天守閣館長による、大坂の陣について考える特別オンライン対談を実施し、その様子を有料配信します。

 

(左から1、3)「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元(凸版印刷株式会社蔵)

(左から2、4)重要文化財「大坂夏の陣図屏風」(大阪城天守閣蔵)

 

 

1.開催概要

(1)日時         令和2年8月22日(土曜日) 13時30分オンライン接続開始、14時配信開始、16時30分終了予定

(2)主催         凸版印刷株式会社

(3)共催         大阪城天守閣

(4)内容         トークイベントの有料配信

(5)出演         千田嘉博氏(奈良大学文学部教授)

                    木下悠氏(凸版印刷株式会社文化事業推進本部)

                    北川央(大阪城天守閣館長) 

(6)参加費       1,300円(税込)

(7)チケット購入 チケットぴあ URL https://w.pia.jp/t/osakafuyunozinzu/

(8)販売開始     令和2年7月22日(水曜日) 14時から

 

 

2.「特別オンライン対談 名場面から読み解く大坂の陣」について

慶長3年(1598)8月18日に豊臣秀吉が亡くなると、豊臣政権内部の対立が激化し、慶長5年(1600)9月15日には関ヶ原合戦が起こり、徳川家康率いる東軍と石田三成ら西軍が激突。この合戦に勝利した徳川家康は慶長8年(1603)2月12日に征夷大将軍に任ぜられ、江戸に幕府を開きます。しかし大坂城には秀吉の遺児豊臣秀頼が母淀殿とともに未だ健在で、徳川家を凌ぐ権威を保持したまま君臨していました。この豊臣家と徳川家という二大権力の最終決着戦となり、戦国時代最後の大合戦となったのが大坂の陣で、慶長19年(1614)10月から12月には大坂冬の陣、翌20年(1615)5月には大坂夏の陣が起こり、慶長20年(1615)5月7日に大坂城は落城し、翌8日に秀頼・淀殿が自害して豊臣家は滅亡しました。

「天下分け目の決戦」といわれた大坂の陣。その様子を描いた大坂冬の陣図屏風(デジタル想定復元)と大坂夏の陣図屏風(重要文化財)というふたつの屏風から名場面を選び出し、城郭考古学と織豊期政治史の専門家が激戦の記憶を解き明かします。また、凸版印刷の復元プロジェクト担当者も交え、屏風の復元にまつわるエピソードなども披露します。

 

■出演者プロフィール

千田嘉博氏

 城郭考古学者・大阪大学博士(文学)。名古屋市見晴台考古資料館学芸員、国立歴史民俗博物館助教授などを経て、奈良大学教授。2014年4月から2016年8月まで同学学長を務める。中学生から城跡を歩きはじめ、日本と世界の城を研究している。2015年に城郭の考古学的研究を新たに開拓し、その確立と発展に寄与したことにより、第28回濱田青陵賞を受賞。2016年にNHK大河ドラマ「真田丸」の真田丸城郭考証を務めた。

 

木下悠氏

 凸版印刷 文化事業推進本部。九州大学芸術工学部卒業。日本大学芸術学部卒業。葛飾北斎「須佐之男命厄神退治之図」推定復元(2016年、すみだ北斎美術館蔵)や、「大坂冬の陣図屛風」デジタル想定復元(2019年)、クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》デジタル推定復元(2019年)など様々な推定復元プロジェクトを設計・指揮するほか、デジタル技術を用いた文化財の活用に取り組む。

 

北川央

 大阪城天守閣館長。神戸大学大学院文学研究科修了。1987年に大阪城天守閣学芸員となり、主任学芸員・研究主幹などを経て、2014年より現職。この間、東京国立文化財研究所・国際日本文化研究センター・国立歴史民俗博物館・国立民族学博物館など、多くの大学・博物館・研究機関で委員・研究員・講師を歴任。織豊期政治史ならびに近世庶民信仰史、大阪地域史専攻。『大坂城と大坂の陣』(新風書房)、『なにわの事もゆめの又ゆめ』(関西大学出版部)など著書多数。

 

 

3.大坂冬の陣図屏風復元プロジェクトについて

凸版印刷は、これまでに培った文化財のデジタル復元の知見を活かし、六曲一双屏風のデジタル彩色プロセスを構築しました。専門家による学術的調査と監修を得ながら模本を読み解くことで、浮かび上がる姿を想定し、デジタルによる彩色と手作業による仕上げによって復元図が完成しました。

<凸版印刷のデジタル復元について>

 凸版印刷は、国内外の貴重な文化財を後世に継承するために実物のデジタルアーカイブや消失文化財のデジタル再現に取り組んでいます。これまで、帝国ホテル旧本館ライト館や江戸城天守のVR再現、画布の半分が欠損したクロード・モネ作「睡蓮・柳の反映」(国立西洋美術館蔵)のデジタル復元を行っています。

 

「大坂冬の陣図屏風」デジタル想定復元

制作・著作: 凸版印刷株式会社

監修: 千田 嘉博(奈良大学文学部教授)、東京藝術大学、徳川美術館、

佐多 芳彦(立正大学文学部教授)

協力: 大阪城天守閣、京都市立芸術大学芸術資料館、東京国立博物館

※JSPS科研費JP17102001(立正大学)の助成を受けた研究成果を活用しています。

 

4.関連する展覧会

大坂冬の陣図屏風(デジタル想定復元)完成記念

夏の展示 大坂冬の陣・夏の陣図屏風~豊臣vs徳川 激闘の記憶~

(1)会期       令和2年7月23日(木曜日・祝日)から10月7日(水曜日)まで

                9時から17時まで ※入館は閉館の30分前まで

(2)主催       大阪城天守閣

(3)共催       凸版印刷株式会社

(4)会場       大阪城天守閣3階展示室

(5)入館料     大人600円 中学生以下、大阪市在住65歳以上の方(要証明)、障がい者手帳

ご持参の方は無料

 

5.問合せ先

■大坂冬の陣図屏風(デジタル想定復元)およびオンライン対談全体に関する問合せ、取材申込み

凸版印刷株式会社 広報本部

【電話】03-3835-5636

■大坂の陣等の歴史的なことに関する問合せ

大阪城天守閣 広報・企画担当(青木・米倉・山下)

【電話】06-6941-3044

 

 

開催日時 令和2年8月22日(土) 14時~16時30分
開催場所

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