
4階展示室 
■ 戦国ファッション
  
平安時代末の平氏政権樹立以来、わが国は長きにわたって武士の支配が続きましたが、
その権力の強大さとは裏腹に、地位はあくまでも公家の下位に甘んじざるを得ませんでし
た。
ところが、豊臣秀吉が関白に就任すると、彼は大名たちの地位を押し上げ、遂に武家は
公家に並び立つ存在になりました。
そうした変化は、彼らを描く肖像画にも如実に現れ、戦国時代には「大紋」を着用した
姿で描かれていた彼らが、豊臣時代には公家の正装である「束帯」姿で描かれるようにな
ります。肖像画からは、そうした彼らの地位上昇を読み取ることもできるのです。
今回は、そうした「大紋」「束帯」姿以外にも、「肩衣」姿の肖像画や陣中での様子を
描いた「軍陣影」など、戦国武将の肖像画を衣服の種類ごとに展示してみました。併せて
彼らが着用した甲冑や陣中で用いた指揮具、また女性の肖像画なども展示しましたので、
戦国時代の男女のファッションをお楽しみいただけたらと思います。
■ 主な展示品
・ 戦国武将(□屋宗利)画像 <大阪城天守閣蔵>
・ 蓮水妙清画像 <大阪城天守閣蔵>
・ 日月竜文蒔絵仏胴具足 <大阪城天守閣蔵>
・ 鉄錆地置手拭形兜 銘 春田光定作 <吉井家蔵>
・ 重要文化財 短刀 銘 吉光 <開口神社蔵>
3階展示室 

■ 常設展 武将たちの生きざま
最近、戦国武将の生き方が注目されています。資質として強さ、指導力、勇敢さ、忠義心、信念などを備えた人物の人気が高いのは当然ですが、同盟や裏切り、勝利や敗北、生と死が隣り合わせだった時代、そうした資質とは異なる生き方をした武将も数多くいます。今回の展示では、戦乱の時代に生きた、有名無名さまざまな武将たちの「生きざま」を伝える資料を紹介し、戦国の世の実相に迫ってみたいと思います。
■主な展示品
・革包伊予札菱綴二枚胴具足 <大阪城天守閣蔵>
・月北斗七星透鐔 銘 江府住赤尾吉次 <大阪城天守閣蔵>
・戦国合戦図屏風 <個人蔵>
・豊臣秀吉朱印刀狩条目 天正16年7月8日付
<大阪城天守閣蔵>
・斎藤道三遺言状 弘治2年4月19日付 児宛
<大阪城天守閣蔵>
 

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