
3階展示室
■ 大坂城と大坂の陣 
関ヶ原合戦ののち、家康は豊臣家を滅ぼすためにさまざまな謀略を巡らせました。豊臣家は家康からの難題を拒否し、最後の決戦となる大坂の陣へと突入していきます。

19万4千もの徳川軍を退けた大坂冬の陣ののち、家康の策略のために外堀を埋められて市街戦となった大坂夏の陣。今回は大坂の陣に至る経緯から、豊臣大坂城の落城までの過程を紹介します。
■主な展示品
・ 大坂夏の陣図屏風(複製) <大阪城天守閣蔵>
・ 洛中洛外図屏風(右隻) <大阪城天守閣蔵>
・ 前田利家血判起請文(文禄4年7月20日付) <大阪城天守閣蔵>
・ 紺糸素懸威伊予札胴丸(織田有楽斎所用) <大阪城天守閣蔵>
・ 重要美術品 豊臣秀吉画像 <豊国神社蔵>
・ 重要美術品 豊臣秀吉自筆辞世和歌詠草 <大阪城天守閣蔵>
開催期間 |
平成22年7月16日(金)〜10月6日(水) |
場所 |
大阪城天守閣 3階展示室 |
4階展示室
■ 「豊臣期大坂図屏風」ふたたび 

2006年10月、オーストリア第2の都市グラーツのエッゲンベルグ城に豊臣時代の大坂城と城下町大坂の様子を描いた屏風絵が伝存することが判明しました。
この大発見にかかわった関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センターと大阪城天守閣、そしてオーストリアのシュタイアーマルク州立博物館ヨアネウムの三者は、翌2007年7月に協定を結び、「豊臣期大坂図屏風」に関する3年間の共同研究に着手しました。
2007年9月には大阪で、2008年8月にはグラーツで、同年11月には東京でそれぞれ国際学術シンポジウムも開催しました。 こうした学術研究の成果を踏まえ、大阪城天守閣とエッゲンベルグ城は、昨年10月2日にオーストリアのハインツ・フィッシャー大統領ご夫妻ご臨席のもと、大阪城・西の丸庭園の迎賓館において、友好城提携締結の調印式を執り行ないました。そして同日から11月23日までを会期に記念特別展『豊臣期大坂図屏風』を開催しました。

会期中10月31日にはNHKのBSハイビジョン特集で「新発見 大坂図屏風の謎〜オーストリアの古城に眠る秀吉の夢〜」が放送されました。この番組は12月19日にNHK総合テレビで再度放送され、これに先立つ12月9日には同じくNHK総合テレビの『歴史秘話ヒストリア』で「古城に眠る秀吉の“Beobo”〜新発見『大坂図屏風』の不思議な旅路」が放送されて大きな話題となりましたが、既に特別展の閉幕後であったため、番組をご覧になった多くの方々から「豊臣期大坂図屏風」を見たいという声が寄せられました。
今回の展示はそうした強いご希望に応えて開催するもので、会期中には友好城郭提携1周年の記念日を迎えます。のぞきケースでは、シュタイアーマルク州立博物館やグラーツ市観光局からご提供いただいた写真などによってエッゲンベルグ城、そして世界遺産に登録されているグラーツの見所などを紹介しています。「豊臣期大坂図屏風」や、日本・ヨーロッパの交流を物語る資料と併せてご覧いただき、世界遺産グラーツの魅力を味わっていただきたいと思います。

■主な展示品
・ 豊臣期大坂図屏風(複製) <大阪城天守閣蔵>
・ 鐔 南蛮船図 <大阪城天守閣蔵>
・ X.O.C.銘青銅製大砲 1602年銘 <斎内家蔵>
・ 花樹蒔絵螺鈿洋櫃 <大阪城天守閣蔵>
・ カルサン <丹羽家蔵>
■併催
・ 写真パネル展示 「エッゲンベルグ城と世界遺産グラーツ」
開催期間 |
平成22年7月17日(土)〜10月7日(木) |
場所 |
大阪城天守閣 4階展示室 |

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