武家政権が倒れ、
近代日本がうぶごえをあげた幕末・明治維新の時代。
その舞台としてまず思い浮かぶのが江戸や京都ですが、
大坂の地もまた重要な舞台でした。
江戸時代の大坂は先進的な思想を
持った人物を数多く輩出し、
幕末には国の行く末を案じる多くの
志士たちが集い、活動しました。
そして政権の立て直しをはかる幕府は、
幕府直轄の城、大坂城の重要性を改めて見直し、
将軍が何度も入城するなどして
内政や外交政策を活発にくり広げました。
慶応4年(=明治元年、1868)、
戊辰戦争によって幕府を大坂から駆逐した新政府は、
近代国家としての政策を大坂の地で
次々と実行に移していきます。
今の大阪には、こうした150年前の激動の歴史を物語る
多くの痕跡が残っています。